2024年02月24日

『まんけん!』無料公開化のお知らせ

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2010年公開の『まんけん!』ですが、このたび
〇配信後10数年が経過し、新規の売り上げがほぼ無くなったこと
〇英語版(Cherry Tree High Comedy Club)の販売が終了したこと
〇ツクールXP製ということを鑑みて今後のサポートが難しくなること
といった理由から無料公開作品に移行させていただきました。

今後はこちらの海外のインディゲームの販売サイトでDLできるようになります。
(無料DLですが、一応寄付の受付はしています)
DL販売を継続していたのはDLsiteさんだけですが、そちらでも引き続き落とせるかと思います。
またゲームに特典としてついていた設定資料集等はサイトから直接見れるようにしました。

まんけんには続編のノベルゲームがあって(あいまいガールズ)
そっちはどうするか考え中……
 
posted by ひづめ at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 『まんけん!』

2024年02月18日

幻想水滸伝の想い出…

先日、幻想水滸伝の原作者であり、ディレクターと脚本を務めた村山吉隆さんが
お亡くなりになったという信じ難いニュースを聞いてショックを隠せませんでした。

以前これまで遊んできたゲーム本数を数えたことがあって、おおよそ400〜500くらいで
たくさんの思い出深いゲームに出会ってきたわけですが、
ゲームというよりは、その世界観に最ものめり込んだのが幻想水滸伝シリーズでした。

1作めとの出会いは、当時のゲーム雑誌の紹介記事ですね。
PSが出たあと3Dゲームが出始めて、ゲームの幅も広がったのか、
その可能性を探るように変わった設計のゲームが出て来た中で、
いわゆるドラクエ的なオーソドックスなRPGだったので逆に珍しいなと注目したのですね。
それでいて仲間が108人いるとかミニゲームが色々入ってるとか、
JRPGの正統進化らさも感じていました。

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それで遊んでみたら、見事にのめり込んだわけです。
いわゆるドラクエやFFは世界全体が舞台で「大ボスを倒すぞ!」という冒険感溢れるものが
多かったんですが、幻想水滸伝シリーズで舞台となるのは、
広い世界の中のあくまで一国や一地方、それも長い歴史がある中のとある戦争なんですね。
それが逆に「これはゲームだけど、世界は広がっていて、その中のひとつの事件を
体験しているに過ぎない」と思わせてくれて、スケールを感じさせてくれたわけです。
今でいうナラティブってことかもしれません。
登場人物も100人以上いるけど、空気のようなキャラはほとんどいない。
普通のRPGならクリアしてみんなハッピーエンド、冒険はこれで終わったという感じですが
このゲームの登場人物たちにとってはあくまで人生のなかの一時期でしかなく、
そもそも戦争を生き抜くことが目標でもなく、かたき討ちの相手を探す旅の中で
ただ巻き込まれただけであったりして、これからも彼らの人生は続くのだろうと
感じさせてくれる…そういう壮大さ、世界観の広がりに魅了されたわけです。

1の時点でとても面白かったんですが、2がまた凄かった。
ストーリーの完成度もそうですが、そもそもRPGってナンバリングされていても
前作と直接関係のないものが多かったんですよね。
それが幻想水滸伝2は1の3年後で隣の国の話なので、
成長した前作の人物が出てくるたび「うおおおお!」と興奮ものだったわけですよ。

それで当時は手作り感溢れるホームページを作られてたインターネット黎明期。
特定のゲームやマンガのファンが自然と集まってきて、
掲示板やチャットで語り合ったりしてたんですね。
幻水のファンサイトもちょこちょこあって、108星それぞれのファンサイトがあったのですが、
自分もそのうちひとつを運営してました。(誰のかをいうとバレるので秘密!)
なのでそのキャラが好きな人らと集まって世界観について語り合ったりとか楽しかったですねぇ。

そこまでハマったゲームなので、当然クリエイターにも興味がわいて。
当時はまだまだネットに情報も少なく、クリエイターがあまりメディアに
出ない感じだったのですが、インタビューなんかが載ってれば貪るように読んで。
村山さんがゲームショーのコナミブースでトークショーすると当日に知って
バイトを早引けして見にいったりもしましたっけ…(ひどい)

自分がゲーム業界に入るころには、3作め途中の謎の降板&コナミ退社されていたので
追いかけようもなかったのですが、ツキヨニサラバとか転生學園月光録とかマンガ原作とか
村山さんが関わったゲームが出ればチェックを続けていました。
近年の百英雄伝で本格復帰と聞いてとても楽しみにしていたところなのに…
業界にいればどこかでお近づきになれるんじゃないか…なんて
密かに思っていましたが、叶わぬ夢になってしまいました。

やっぱりゲームを作るうえでのひとつの目標でしたし、意気消沈もしましたが…
自分も開発者の端くれとして、まだまだ作り続けていかなくちゃいけませんね。
それが自分をクリエイターにさせてくれた作品と作者への恩返しかなと思います。
村山吉隆さんさんのご冥福をお祈りいたします。

la passione commuove la storia, la sabbia del tempo scorre...

posted by ひづめ at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム制作

2024年02月10日

没案紹介シリーズ・その2

前回に続いてボツ企画紹介シリーズ。

今のカザクラ風魔伝を作り始める前にいくつか案を考えていて、
前作の「P7」でシミュレーションを作ったのに1本だけというのも勿体ないと考えていて
「バトルパート(SLG)+探索パート」で何か作れないかというのがありました。

もともと最初に作った「まんけん」というタイトルが
某ペ〇ソナの戦闘要素抜き、というコンセプトだったので、
「P7のSLG要素を付け足せば完全版になるのでは?」ということですね。

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とはいえ「まんけん」はツクールXP製、「P7」はUnity製なので
合体させるにも簡単ではないのですが、ある程度素材も流用できそうだと。

流用前提なので、世界観も「まんけん(+ガールズファイト)」に関係してて
青乃や九州子が白桜町で妖怪退治する話でした。
ガールズファイトのラストで急に妖怪退治になりますが、その後始末ですね。
仮タイトルは「学園マガトキ」。
ペ〇ソナのように昼、夕方は学校や町で探索してパラメータを上げ、
夜は戦闘でシミュレーションで妖怪退治、というゲームサイクルでした。
なんでこれにしなかったかというと、結局なんだかんだで新規素材が
色々必要になりそうで、それなら新作のほうがいいかな…?って感じでした。
没案というか、機会があればやりたいのですけどね。
 
posted by ひづめ at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム制作

2023年12月19日

『Enfant Terrible』の続編構想案…

10年以上前に出したビジュアルノベル『Enfant Terrible』。
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異能を持った"恐るべき子供たち"が起こす事件を
ホームズオマージュの少女探偵トリッシュが解決していく話なのですが…
2話目以降出せずじまいで単発みたいになってしまったのですよね。
一応三部作で完結させるという続編構想はあったものの、もう出す機会がないので…
ここでそのプロットだけでも公開してしまおうと思いました。

言うまでもなくネタバレです。
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【アンファンテリブル・2】
ナイトメア事件(1の話)から数か月。
トリッシュは他の"恐るべき子供たち"を探していたが、進展はなかった。

そんな中、異国から来た踊り子アカシャと出会い、
彼女の幻視を見せる踊りを見て、子供たちの一人かと疑う。
探偵社を訪れたアカシャは一冊の白紙の本を渡し、
その中身を探してほしいと依頼してきた。

その頃、街を離れていたアーサーとベアトリス(1の犯人組)は
とある地方で"子供たち"のルーツを探していた。
そこで森羅万象について書かれているという
アカシックレコード』の存在を知る。

トリッシュも独自の調査で、預かった白紙の本が
アカシックレコードではないかと突き止めた。
アカシャはうなづき、トリッシュの頭に無数の知識が詰まっているのは
この本から盗まれた情報が転送されたからだ、と告げる。
その時、街に異変が……

【アンファンテリブル・3】
リンドンの街はより深い霧に覆われ、
人々から記憶が抜け落ちていくという現象が起きていた。

トリッシュはアカシャの能力(過去の幻視)によって
自分の記憶喪失の過去を思い出そうとする──

数年前のエジプト……
女王イスラマールは国宝アカシックレコードから万物の真なる言葉を
盗み出してわが物とし、神の如き存在となることを目論んでいた。
しかし、そのためには人間の身体を捨てなければならない。
女王は高位の精霊と交信し、自らの肉体と地位を明け渡し
その対価として精神体へ昇華させる交渉を行った。
しかし実際には自身の身体は隠し、身代わりを差し出すつもりであった。
そうして連れて凍られた奴隷の娘が、トリッシュであったのだ。

しかしその目論みは、儀式の直前に精霊に知られて怒りを買い、
女王の精神は肉体から追い出され、暴走した儀式の結果
トリッシュにはアカシックレコードの情報だけが流れ込んだ。
それらの情報と対になるはずの真なる言葉は世界中に飛散してしまい、
まだ知識の少ない「子供たち」の中に入り込み、
それらが異能として発現するようになったのだった。

精神だけの存在となった女王は人々の身体に乗り移りながら
アーサーら子供たちの能力を吸収し、トリッシュの持つ無数の知識を奪うべく迫る。
トリッシュとアカシャは女王を止めるため、対決に向かう……
=================================================================
…というお話になる予定でした。
誰か続編作ってもいいよ(笑)
 
posted by ひづめ at 04:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム制作

2023年11月06日

コラボ情報!?

次回作のカザクラ風魔伝は 忍務(クエスト)を受けていくゲームなんですが
そのひとつで あのASTRO PORTさんの『魔女ボーグ メグリロ』から
メグリロが登場するというコラボを させていただいてます!
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「メグリロなら バルカニウムとか魔法とかSF的な力で 時間までワープしちゃえるのでは?」
という 強引なのか納得できるのか分からない提案をしたところ 快く応じていただけて感謝です。
画像のテキストなども サクさんの書下ろしになっています。
トキトメワープでうっかり時代を越えちゃったので 戻るためのエネルギーを得るために
バルカニウムの探索を依頼される という設定。
超電気科学研究所は江の島にありますが 偶然にも?今作の舞台とも 相模湾でつながっている……

ASTRO PORTさんとは以前から懇意にさせていただいていて 前作『爆裂武装バルビークル』では
(なぜか)まだ出てないカザクラの名前を 先んじて使っていただけたので
いつか ちゃんとした形でコラボしたいと思っていました。
お互いに地球圏?のゲームですし 設定にやんわりと絡みがあるというのもいいですね。
バルビークルに出てくるカザクラ号と搭乗者のマナミさんも 風魔忍者と何か関係あるのかも……
いずれ もっと本格的な?コラボとかしてみたいものですね。
 
posted by ひづめ at 03:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 『カザクラ風魔伝』

2023年11月01日

戦国末期の相模地方

次回作で舞台となるのは 1590年くらいの神奈川県西部。

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当時は相模国と呼ばれていました。場所的には「まんけん」「白桜ガールズファイト」の
舞台になってる架空の町と同じエリアの 戦国時代の話ですね。

クエスト派遣時に出てくる地図で表示される地名は
「箱根町」「東海道」「隠の森」「足柄峠」「小田原町」「風魔谷」「天狗山」「富士の御厨」。
色々調べたりしましたが 当然地名も現在と戦国時代で変わっているので…
相模と言われてピンとこなくても 箱根、小田原と入っていれば
「あのあたりかな?」とイメージできると思って この辺りは採用しました。
(箱根神社は当時からありましたが 箱根の関所は
 まだなかったみたいなので 町といえる規模ではなかったかも)
足柄は今もありますが 当時東海道ができるまで使われていた山路だったとか。
天狗山は大山のことですね。江戸時代から 庶民の間で大山詣りが流行出したとか。
富士の御厨は 位置的には御殿場のことなんですが このあたり当時のことが
よく分からなかったのもあって ガールズファイトの陰陽師末裔の青乃の出身地と
いうこともあり 彼女の先祖が所有している荘園地方という設定になりました。

クエスト結果で見れるフレーバーには その地名の当時の出来事を色々と
盛り込んだりしているので 興味がある人には 読んでみてもらいたいなぁ…
 
posted by ひづめ at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 『カザクラ風魔伝』