2023年03月09日

『パラノマサイト FILE 23 本所七不思議』

スクウェア・エニックス様の群像ミステリーADV
パラノマサイト FILE 23 本所七不思議』で
制作補助的に お手伝いをさせていただきました。



昭和後期の墨田区を舞台に 本所七不思議を題材にしたホラーミステリー。
スクウェア・エニックスからADV?というと 意外に思われるかもしれませんが
ディレクターの石山貴也さんは『癸生川探偵』シリーズで 実績があるのですね。

自分が一応 昭和生まれなこともあり 昭和なノスタルジーを感じるものが
好きなのですが そういった作品に関われたのも嬉しかったですし
スクストに引き続き 石山さんのディレクションぶりを拝見できて
個人的にも 大変勉強になりました。
ゲーム的にも 360度動かせる背景や 復讐主人公のザッピングシステムなど
古き良きADVを今風に作り直したデザインで おすすめです!

どうぞ よろしくお願いいたします。
 
posted by ひづめ at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 【お仕事情報】

2023年02月21日

しんちょく

twitterにあげてた動画です。
里パートで 建築とかできるようになりました。

忍評定というクエストを選ぶパートはできているので
それと 里パートを交互に繰り返すゲームなので そろそろ
ゲームプレイの通しテストくらいは できるようになるかな…?
posted by ひづめ at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 『カザクラ風魔伝』

2023年01月11日

ロマンシング サガ -ミンストレルソング- リマスター

昨年末に ミンサガのリマスター版が発売されましたね。
ずっと移植を待っていた1本なので 嬉しくてずっとやってます。
個人的に ミンサガはJRPGのひとつの到達点だと思っているのですよね。
というのも オリジナルのレトロなRPG設計を踏襲したまま リメイクしているからです。

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自分がゲーム業界に入った頃は ちょうどリメイクや移植が多くなっていた時代でした。
まだソシャゲが出る前で ゲーム業界に少し元気がなくなっていた時期で
「新作を出すのは厳しいけど PSPやDSといった携帯機に過去のゲームを
 リメイクor移植するのはちょうどいい」といった時期だったんでしょうか。

自分自身も リメイク開発に何本か携わったのですが 昔のRPGって
グラフィック的に汎用的で流用が多かった代わりに ボリュームは多かったんですよね。
昔のRPGって街や村が数十ありましたけど 最近のRPGは5箇所くらいだったりとか。
それがハードの性能が上がって グラフィックが綺麗になって処理能力も上がると、
街も1つ1つビジュアル変えて 演出変えて……という流れができてきたのですが
そうなると作り込みに時間がかかるので 数自体は抑えめにする方向になっていきました。
なので リメイクで今風に作り変える際には キャラやロケを大幅に削るとか
それも難しいのでリメイク自体断念……とか ありえたのでした。

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話を戻すと ミンサガの元のロマサガは前者の作りにあたるわけですが リメイクにあたって
オリジナルの要素を残しつつも今風に造り替えてる まずここがすごいんですよね。

RPGといえば ストーリーや冒険のわくわく感 それとバトルと成長の面白さややり込み要素……
色々あると思いますが ミンサガは全部が高い水準にあると思っています。
特にバトルでしょうか。サガチームのバトル班はレベルが高くて いつも戦闘面白いですよね。
ザコ戦ですら気が抜けない緊張感があって 敵と戦うのが楽しい。
キャラや覚える技も プレイヤーが色々と選択できるほどの幅がある……

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とはいえ 自分はミンサガのアルティマニアを持っているからこそ
このあたりの「細かいところまで すごく作り込まれてる」のが分かるんですが
普通にやっていると ただの「難しいよく分からないゲーム」なのかもしれません。w
(昔のゲームは とにかく不親切で難しかった)
でもそれはそれで 好きな人ほどより楽しめる いいゲームなんじゃないかとも思います。
もちろん 昔のゲームなので操作性とかは相変わらず微妙なところありますが……
でも今回はリマスターといいつつ追加キャラもあって ますます楽しめる出来なんですよねー。

さて 他に移植 リメイクしてほしいと思ってたペルソナ3も今月出るし…
あとはヴィーナス&ブレイブス レッスルエンジェルスサバイバーが出れば完璧だな……?
 
posted by ひづめ at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム感想

2023年01月08日

あけましておめでとうございます

今年は 今年こそは さすがに完成させたい……!
順調にいけば 春頃に体験版が出せるのではないか……そういう見込みです。
現状は 忍評定という作戦パートが ある程度動くようになった感じでありんす。
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あ うちはもうイベント参加を諦めるようにしていまして
なので 次回作以降はパッケージを作らず直にDL版で出す形になると思います。
どうせDLでしか出さないなら できればsteamに出したいところですが……
なんなら 過去の作品もsteamに出したいものですが
古すぎてそのままじゃ出せないのが むつかしいところ。
 
posted by ひづめ at 01:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム制作

2022年12月28日

今年も完成しなかったぜ

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今回のゲームは 忍務で資材を集めて里に建築をしていくゲーム。
もともと街づくりシミュやストロングホールドのようなRTSが好きなんですが
そこまでのものは 作るのが大変そうなので、
一部の要素だけを コンパクトに抜き出したという形。

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建物には 食糧生産系とか便利系とかいくつかあって
場所や人員が限られているなか どれを建築するか
プレイヤーが選択していく感じ……になればいいなぁ。
 
posted by ひづめ at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 『カザクラ風魔伝』

2022年12月26日

さもありなんが さにあらず

電子書籍が出てきて以降 一部では増えているみたいですが
全体の(とくに若者の?)読書量は 減少傾向だとか。
これは読書離れというよりは TVが自宅での手頃な娯楽だった時代から変わって
色んな娯楽が増えたことで見る人が減ったのと 同じようなものなんでしょうか。

そうなると 場末の文筆業として気になるのは 理解力とか語彙能力の減少。
SNSやらレビューやらブログやらで 多くの人の書くものが見えるようになって、
やっぱり下がってるんでは?と ぼんやりですが思ったりします(自分のも含む)

シナリオ的な話でいうと いわゆる普遍的な要素というか
「こういう導入や展開はありがちだよね」というのを前振りとして使っても
あまり物語を読んでいないと 伝わらなかったりすると思うんですよね。
そうなると共通認識として使えなくなって まずそこから説明しないといけないとか
場合によっては使わない とかになってくるという……
ジェネレーションギャップとは違う意味で 表現が伝わらなくて
曲解されてしまったことが ちょびっとですがあります。

まとめ記事?とか見てると なんだか変な文章とか多いと思う。
(といいつつ 自分もTwitterなんかではロクに推敲もせずに
 変な文章のまま 書いたりしてるのですが……)
そこで気になるのは そういうのばかり見てると、
当然見る側の文章力も その程度になると思うんですよね。
近年 海外のゲームを遊ぶ機会は当たり前になっていますけど
正直なところ スマートにできている翻訳のほうが少ないと思うんです。
自分も二次翻訳をやってみて思ったのですが どうしても言語が違う以上、
いくら丁寧にやっても 不自然に説明的になってしまうとか
自然な表現にするのが難しい とか多々あるのです……
それで そういうゲームばかり遊んでいると おかしい日本語であることに気づかずに
「そういうものだ」と学習して そういう日本語を使うことになってしまうのではないか……

……とぼんやり懸念しているのですが これもユビキタス社会の宿命なんでしょうか。
せめて自分は丁寧な日本語を書こうと思うけど そもそもちゃんと勉強してきてないよ!
あとゲームのシナリオって基本「会話形式」なので 丁寧な文章じゃなくて
口語寄りになってしまう というのもむつかしいところ……
そもそもの話 日本語はその表現の幅広さが良いところだと思うので、
時代によって変わっていくのは 別に気にしなくてもいいのかもしれませんねぇ。

書くほうに関しても 自分は書道やってたのもあって少しは字がうまかったのですが
パソコン作業ばかりで書く機会が減ったからか下手になったり、
漢字が出てこないとか出てきたりしてますしね……(これはただの老いかもしれないけど)
 
posted by ひづめ at 02:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑談