2014年07月06日

『Call of Juarez Gunslinger』レビュー

前のPCではスペック不足だったので積んでたけど、ようやくプレイしました!

コール・オブ・ファレスシリーズの今のところの最新作となっている西部劇FPS。

老ガンマンの復讐の回顧録

1910年、カンザス州アビリーンに流れ着いた賞金稼ぎのサイラス・グリーブス。
伝説的存在になっている彼の回想を酒場の連中が尋ねていく、という形式のストーリー。

面白いのはダイムノベルやうわさ話で広まった、誇張されたウェスタン世界そのままということ。
「ビリーザキッドやジェシージェイムズとやりあった」「何百人もの先住民に囲まれた」など、
信じられないような逸話を聞いて酒場の連中も「作り話なんだろ?」と半信半疑。

ダイムノベルの世界に飛び込め!

それがゲームデザインにもそのまま活かされているのが秀逸。
「そこであんたは決闘したんだったよな」とダイムノベルを思い返す連中の想像通りに
ゲームプレイが進行するのですが、途中で「いや、実は決闘はしなかったんだ」と
サイラスが語れば時間が巻き戻って別のルートでゲームが進む。
さらに回想なので、行き場がなくなって追い詰められて死亡……?と思いきや
「そうそう、そこで橋を発見したんだった」と云って唐突に橋が出現し、脱出可能に。w
これがいいアクセントになっているうえ、「同じステージを違う味わいで何回もプレイさせる」
というゲームデザインになっていて、開発の観点から見ても良くできているのです。

マカロニ的に派手で洒落た演出

決闘、列車強盗、銀行襲撃、ゴーストタウンといった数々の西部劇シーンに立ち会うことができ、
ステージの終わりでは名だたる歴代のガンマンたちとの戦いが待っています。


▲明日に向かって撃て!


▲どこかコリン・ファレルかブラピ風のジェシー・ジェイムズ……w(主演してる)


▲おや、これはまさかあの「続・夕陽のガンマン」的な……?

音楽はチョーかっこいいし、ガンプレイも爽快で楽しいですよ。
西部劇好きなゲーマーさんはぜひ!
posted by ひづめ at 08:12| Comment(0) | ゲーム感想
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