さっそく購入して読みました。
自分は本は人並みにそれなりに読む程度ですが、
愛読書はなに?とか人に薦めるならなに?という意味で1冊選ぶなら
パウロの『アルケミスト』か『星の巡礼』を選びます。
『アルケミスト』は、人生について回るしがらみは実はいつだって振り払えるし、
君はいつでも夢を探しに旅に出ることができるんだよ、ということを教えてくれる童話。
初めて読んだのが15年くらい前の、自分は就職とかどうすればいいのかなーと
思っていた頃なので、色々とはっとさせられました。(その結果が今の体たらくだよ!)
『星の巡礼』は作者のパウロがスペインを横断して聖地サンチャゴを目指す巡礼をした時の
回顧録みたいなもの。(サンチャゴ巡礼は有名で映画とかもあったりする)
こっちは現実の旅をしているもののスピリチュアルな内容である意味ファンタジーながら
これだって行こうとすれば確かに行けるんだな、と思わせてくれるのがいい。
死ぬまでに一度サンチャゴ巡礼してみたいなぁ。
『ヴァルキリーズ』はその数年後にまた自分探しするような話で、星の巡礼のあとがきに
載っていたもののなかなか翻訳されなくて、長いこと待ってようやく今年出たんです。
内容的には星の巡礼の後日談ですけど、だからこそ今このタイミングで読めてよかったかもしれません。
初めて『アルケミスト』『星の巡礼』を読んだ時の気持ちを思い出して、
また自分のやるべきことに打ち込みたい、と思った所存です。
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