2019年07月29日

『幕が上がる』

映画『幕が上がる』を観ました。(アマプラで)

 
映像化ということで 当然というか原作から変わっているところがあったり
気になるところがありましたが 青春小説としてイイ感じでした。
原作は劇作家の平田オリザさんで 高校演劇を題材にしています。

個人的にゲームシナリオって 演劇に通じるものがあると思っているのですよね。
2Dにしろ3Dにしろ ベースは会話劇で見せていくところとか。
舞台って立ち位置や どう動くか どうハケるか といったところを
計画して演出してると思いますけど ゲームも同じですしね。
3Dでの演出つけも何度かやったことがありますが
シーンを流れとして 組んでいくの楽しいんですよね。

そんなわけで演劇 演出関係の本をいくつか読んでいたなかで
平田オリザさんの本もありまして。
 
実践的で タメになる演出法が載っているのですが
そんな作者さんがズバリ演劇をモチーフに小説を出したということで
原作を読んでいたのでした。

やっぱり部活ものとか学園青春ものはいいですよね。
私 特に演劇を観てるとかいうわけでもないのですが 題材として魅力を感じていて
業界入りする前から 演劇を題材にしたゲームの企画書を何度も書いてるんですよ。
同人ゲームとしてでも いつか作れる機会があるといいなぁ……
posted by ひづめ at 18:17| Comment(1) | 書籍・漫画・映画

2016年09月11日

人は皆 旅の途中

日、パウロ・コエーリョの『ヴァルキリーズ』が出ていたのを知って、
さっそく購入して読みました。

自分は本は人並みにそれなりに読む程度ですが、
愛読書はなに?とか人に薦めるならなに?という意味で1冊選ぶなら
パウロの『アルケミスト』か『星の巡礼』を選びます。

『アルケミスト』は、人生について回るしがらみは実はいつだって振り払えるし、
君はいつでも夢を探しに旅に出ることができるんだよ、ということを教えてくれる童話。
初めて読んだのが15年くらい前の、自分は就職とかどうすればいいのかなーと
思っていた頃なので、色々とはっとさせられました。(その結果が今の体たらくだよ!)

『星の巡礼』は作者のパウロがスペインを横断して聖地サンチャゴを目指す巡礼をした時の
回顧録みたいなもの。(サンチャゴ巡礼は有名で映画とかもあったりする)
こっちは現実の旅をしているもののスピリチュアルな内容である意味ファンタジーながら
これだって行こうとすれば確かに行けるんだな、と思わせてくれるのがいい。
死ぬまでに一度サンチャゴ巡礼してみたいなぁ。

『ヴァルキリーズ』はその数年後にまた自分探しするような話で、星の巡礼のあとがきに
載っていたもののなかなか翻訳されなくて、長いこと待ってようやく今年出たんです。
内容的には星の巡礼の後日談ですけど、だからこそ今このタイミングで読めてよかったかもしれません。
初めて『アルケミスト』『星の巡礼』を読んだ時の気持ちを思い出して、
また自分のやるべきことに打ち込みたい、と思った所存です。

 
posted by ひづめ at 01:20| Comment(0) | 書籍・漫画・映画

2015年10月23日

『炎と茨の王女』三部作

最近でもないですが「炎と茨の王女」シリーズを読了。
海外FTが好きでよく読むのですが、好きといっても作品が
千差万別だけに意外と好みにドンピシャリというのはなかなかないのですが、
このシリーズはひさびさにぐい読みタイトルでした。

砂漠の国オロバジェの第二王女エリサは食いしん坊でぽっちゃり気味。
聡明な姉へのコンプレックスが解消できないまま隣国へ嫁入りする時期に。
異国での慣れない生活の中で内乱や異種族との戦が起こり……というストーリー。

ファンタジィですので、ご多分に漏れず主人公には特別な力、マジックストーン的な
ものが秘められているのですが、その使い方を解き明かしていく「冒険」と、
王女として国を率いていく中での「宮廷陰謀劇」の2つが楽しめるんですね。
表紙を見ての通りエリサ王女は途中で痩せるのですが、
そこまでに「だいぶ読んだぞう」と思ったらまだ全然という内容の濃さ。
この作品の面白さはいつも思考をぐるぐるさせているエリサの内面描写かしら。
色々コンプレックスを抱えているものの、エリサは読書家で知的なため、
常によく考えて行動して、時折策士じみた才能を発揮して魅せてくれる。
女主人公で恋愛脳だと「そこでそんな行動しちゃう!?」と萎える時もありますが
エリサは比較的理性的なので、純粋に応援していける魅力がある。(もちろんロマンスもあり)

翻訳も良くて、読んでいるとからっからになってくる情景描写のうまさ。
映像化したら面白そうだし、しそうな気もするなー。

  
posted by ひづめ at 01:15| Comment(0) | 書籍・漫画・映画