2016年09月02日

ユニティちゃん無双

学期ですね! 夏コミ作品の感想です。

『サクナ(仮)』(えーでるわいす)
毎度超同人級のゲームを開発しているえーでるわいすさんの稲作アクションRPG。

フリージアのコンボアクションの流れを組みつつ探索成長というRPG要素に
お米を育てるシミュレーション要素まで入っている……という。
前作アスタブリードではルーキスという、いわばファンネル的な攻撃が面白かったのですが
今回は羽衣を伸ばして敵や壁に移動する新アクションが面白そう!
とはいえ今のところは全体的に荒削りで、とりあえず入る予定の要素だけ
見せてくれてるverという感じなので今後の開発に期待ですね。
えーでるわいすさんのところはRPG系の開発経験が少ないらしいので、
今後けっこう苦労するかもしれないなぁと思った。
プレイヤーへのゴホウビやら自然の誘導やら、作業感を出さないようにするとか色々と。


『アイマス バトル☆オーディション』(れあしすてむ)
ちひゃーを操るアクションゲーム……のようです。Unity製。

今のところはただマップを歩けるだけの動作体験版みたいですね。
そのわりに待機モーションがあるのがなんか面白かった。


『PENTA MAGIC』(早寝腹起き腹八分)
カードゲームとシューティングの融合、、とのことで。これもUnity製。

レトロなドットのマップ、戦闘になるとSTG画面に……となんだか昔のファミコンゲームみたい。
STGパートになるたびにカード(ボムショット的な)を選ぶのですが、
エンカウント戦ごとに変化が少ないとか、ダンジョンが長くて疲れてくるとか色々惜しい感はありつつ、
他にもいろんな切り口ができそうな、そんな可能性を感じるジャンルの組み合わせだと思いました。


『らせつ封魔伝』(exeCUTE)
Fantasy of aliceさんのところの和風アクションRPG。あ、これもUnity製だ?

装備とか町とか成長探索要素もあって、これほんとにこのボリュームで作るの!?と思わず
心配になってしまう。w 大変だと思うけど期待しちゃいます。
UIが大変凝っていて、動きもあるしすばらしいです。
しかし同ソの和風ものは定期的におっと思うものが出ますねぇ。

『C.C.S.B.』(Rebrank)
Refrainのリブランクさんの回転式シューティング。

相変わらず画面の見せ方と演出のスゴさが尋常でない。
そしてSTG部分が相変わらず難しくてクリアできないんだけど……w
STGって基本ゲームの進行が決まってるから、こういうふうに自発的に(回転させて)
変えていけるのってめずらしいのかしら。

『キュードル! Fresh Q-dol festival』(CURIOSIST)
アイドル育成クイズゲーム。

CURIOSISTさんはひたすらクイズゲームを作っているサークルさんです。
今回はアイドルものアニメふうなストーリーで、なぜかソシャゲ的なキャラ収集・成長要素も。
RPGツクールMV製らしいですが、そうか、マウス使えるんだ……
posted by ひづめ at 20:42| Comment(0) | ゲーム感想

2016年08月03日

アイドルマスター

近はゲーム制作の傍ら日に6時間ほどプロデュース業務に従事しているひづめPです。

アイドルマスター プラチナスターズ


自分は2から入った新参ですけど、すごく魅力を感じているいちファン。
一見キャラゲーですけどゲーム自体はそれなりに本格的で、
ちゃんと育成していかないとクリアも難しかったりします。
(育成ゲームって何周もしてコツを掴んでから本番、みたいなとこありますね)

ファンに支えられて10年続いているコンテンツですけど、
安易なサービスやらウケを狙って一時的に話題になってもすぐ忘れられてしまうような
モノ作りをしていてはいけないなと思わされる、案外硬派ですばらしいIPではないでしょうか。



前作『ワンフォーオール』はプロデュースの期間制限がなくなったり、
全員プロデュース可能になってスキルツリー等も入って育成もやりがいが出たり、
ライブの演出も力が入って……と「プロデュースしてる感」を
より感じられるようになった完成度の高い内容だったんですよね。

今回はそれを踏襲しつつ、演出やグラフィックを向上させた感じ。
正直なところアイマスの従来のキャラモデルは少々古臭くて、
OFAの時点で(放映されたアニメのキャラデザが良かったこともあり)
「え、今回もこれ使うの?」とそこだけが残念だったので
今回すごく可愛くなったのはとても喜ばしいですね。
それも作りなおしたというより従来のを良くしただけで、
モーションもいつも通りのものを使っているというのが安心感あります。



自分はもともとマンガでもドラマでも、目標に向かって頑張る人たちのお話が
好きなんですけど(その結果が成功しようと失敗しようと)
アイマスもアイドルたちがそれぞれの悩みや障害を乗り越えながら
トップアイドルを目指していくストーリーが展開されるんですね。
特に千早みたいな、人付き合い苦手で、歌さえ歌えればいいのに
どうしてアイドル活動を……みたいな子が
仲間との活動を経て仲間の大切さを知って、いろんな感情を出せるようになって、
歌手として成長できた……みたいな話は王道的ながらもウルウルしてしまいます。



ストーリーとゲーム体験がリンクする一体感が大事、とあらためて思いますね。
ゲームを進めることで難易度の高いライブを成功させることができるようになる。
ライブ中に複数人でアピールする演出がありますけど、そういうのも
先に進んでいくとできるようになるので、アイドルたちの信頼関係が高まってきたから、
と読み取ることができる……すごくナラティブだなぁと思うんですね。



もちろん今作に関してはいいところばかりでなく、残念なところもありました。
もともとアイマスってけっこう独特なリズムゲーなのが好きだったのですが
普通の音ゲーに変わってしまったうえ、ライブ対決がなくなったり、
育成部分が簡略化されてしまったり……
営業なんかで発生したイベントもなくなって、物足りなさは否めないです。

舞台が事務所でなくて合宿所になったのは、
事務所だけだとどうしても「仕事してる場面」が中心になってしまうので、
合宿所で遊んでたり、夜パジャマパーティしてる様子が見れるのは良かったですね。



どんなにゲームをやっても勉強になるばかりです。
ゲームを作る人間としてもまだまだ新人プロデューサーみたいなものですけど、
最近ようやく、何か掴めてきた……と感じているものもあります。
それをすぐに出すのは難しいと思うけど、少しでも丁寧に、遊んでくれた人の
心に残るゲームを作りたいと思う次第です。
posted by ひづめ at 17:21| Comment(0) | ゲーム感想

2016年03月07日

『Life Is Strange』(PS4/PS3/PC)

4日発売のゲームですが早くもクリア!
時間を巻き戻せる超能力を手に入れてしまった主人公が町の不穏な事件に関わっていくADV。

 
ゲーム的にはマップのあちこちを調べて情報入手、謎を解いて進めていく昔ながらのADVスタイル。
連ドラふうの全5話で、プレイ時間は10時間強くらいかな……?
ストーリーは、主人公と親友の友情の学園ドラマに始まり、
徐々に時かけやシュタゲのようなタイムリープものの色合いが濃くなっていきます。
超能力少女のアメリカ連ドラっていうとおまかせアレックスとか思い出しますね!(懐)

 
特徴としては時間戻しを行うことで直前の選択肢を別のものに変更したり、
未来の出来事を知ってから戻って行動しなおしたり、ということができる点。

時間を戻せるというと一見なんでもアリみたいですが、実際には何かを選ぶと
何かを諦めなくてはいけないところが多くて、これがゲーム的な制限というより、
「人生には全てを都合良く選び取れる選択なんてない」というような、
テーマのひとつになっているんじゃないかと思います。

デモシーンの多い、いわゆる「まるで映画を見てるような」タイプのゲームですが、
はっきりした結果がついてくる選択ができるのでゲームへの没入感はあります。
クリア後に他プレイヤーがどの選択肢をどれだけ選んだかが表示されるのも面白いところ。

 
そもそもこのゲームに興味を持ったのはゲームデザイン面というよりは、
「アメリカの学園ドラマを体験してみたい」というところでした。
まんけん英語版を出した際、当初は正直「興味持たれないだろう」と思っていたのですが
思いのほか「日本の学園アニメ的なジャンル」に興味を持っているファン層が多いことを知り、
「日本の学園ものはどう思われているのか」「向こうの学園ものとどう違うのか」と
興味を持つようになったわけです。(かたわ少女もそういう理由でやったり)
ゲーム中で調べられるポイントが多く(アメリカらしく?壁にポスターやラクガキが多いし)
それらを調べると主人公がいちいち反応をしてくれるんですが、
翻訳もかなりがんばってる感で好印象でした。
音声/字幕はそれぞれ英語/日本語から選ぶことができます。(PS4版では)


題材や、どこかノスタルジックなグラフィックに惹かれた方、
ストーリー重視のゲームに抵抗のない方にはおすすめです。
posted by ひづめ at 04:05| Comment(0) | ゲーム感想