飯野賢治さんの没後10年ということで 各界の著名人にインタビューを行う
ドキュメンタリー企画を今年公開予定だそうで。
活躍されていたのが90年代なので 今の若い方は名前も知らなかったりするんでしょうね。
かくいう自分も 自伝本を持っていたり 展示会行ったりと一見ファンみたいなことを
していますが 当時飯野さんのゲームに嵌っていたとかではなくて
騒がれてるゲームクリエイターさんくらいの認識でしかなかったんですよね。
でも自分もゲーム業界に入ってから あらためてエンターテイナーぶりとか
逸話の面白さを感じ始めて 影響力ある人だったなぁとか思うようになったのでした。
自分が就活をしようかって頃の時期になると もう20年くらい前ですけど
当時はまだインターネットも黎明期な感じで ロクに情報もなかったんですよね。
ちょっとマイナーな単語を検索しても 検索結果0みたいな?
そんな状況なので 専門学校も行ってないからゲーム業界に入る方法も全然分からなくて
その頃はまだマイナスイメージも強い業界だったので いわゆる
「〇〇業界に入るには?」みたいな本にも ゲーム業界だけはスルーみたいな感じでした。
そんな時に 2つ隣の町の本屋で ようやくゲーム業界を取り上げてる本を見つけまして。
その中に 実際に活躍中のクリエイターへのインタビューも載っていて
飯野さんへのインタビューもあったんですね。
どんなことが書いてあったかは あんまり覚えてないんですが
「結局企画書とか見ても分からないから顔だよね。いい感じのやつを採用する」とか
書いてあって「テキトーの業界だな〜;」とか思ったのは覚えてます。w
あと「バイトでもなんでもいいから さっさと潜り込んで現場で働いたほうがいい」
とか書いてあったっけな…?
ゲーム業界を離れて10年くらい経った頃に 突然新作(きみとぼくと立体)を発表して
「業界に復帰するのかも!?」と思った矢先の訃報で 唖然としたことを覚えてます。
当時スマホが出たかどうかの頃で ゲーム業界がわりと寒かった時期だったんですよね。
(ソシャゲやマルチ展開できるようになってから持ち直した感があるから)
「飯野さんなら またゲーム界隈を盛り上げてくれるかも」とか思ってたのかもしれません。
SNSが発達した今の時代だから合うというか youtubeチャンネルとかも解説して
何か面白そうなことをしていたんだろうな とか思ってしまいますねぇ。
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